日々雑論 日本人が虐殺をする訳がないというおめでたい人が居ますねえ。

 えー、いったい何が言いたいのやらと思われた方が大半かと思います。
 まあ、手っ取り早く言えば「歴史修正主義」に対するカウンターアタックなので、「南京虐殺なんかあったに決まってるだろ馬鹿、判りきった事に対して今更何言ってるんだ」と言われれば「はいごもっとも」としか言えません。
 ですが、「判りきったこと」を「ひっくり返して」「なかった事にしたい」デンパな人は大勢いるわけで。 
 その方々がよく使ってたロジックに「日本人は虐殺をしない」というのがあります。本気で言っているかどうかは判りません。本気で言っているとすればパラレルワールドからのデンパにやられてしまったか、小学校までで終わっており、義務教育を受けてない人かと思われます。
 あと、「そんなに人を殺せるわけがない」というのもよくあるロジックですね。これを主張する方も、本気で主張しているとするならば、残念ながら義務教育を終わってない方か、デンパに頭をやられた方のようですね。
 そんなに日本人の殺傷能力を疑うのなら…
 これを見ていただきましょうか。

映画「南京の真実」に出てきた、7人だか8人だか知らないけどポスターに出ている、死んじゃったA級戦犯達の祟りで狂い果てた山崎努です。 
 え? 違う? そんな馬鹿なわけ…あ、こりゃ八つ墓村でした(南京の真実」がこんな大傑作なわけがない)、八つ墓村山崎努ほんとーに怖いです。私がまだ小さいときにこの「三つ目の鬼」をテレビで見てしまったがために未だに桜吹雪をくぐると山崎努が襲い掛かってきそうでたまりませんてのは未だに少しだけありますが、これの元ネタの「津山30人殺し」という事件が実際にあったのは有名でしょう。その犯人は、ブローニング猟銃と日本刀のみで、なんと1日で30人を殺しまくっております。
 殺人事件としては日本記録という事らしいですが、平時、普通に生活を営み、逃げる事も出来たであろう村中で、しかも肺病(これは少し疑わしいんですが)の犯人が30人も一晩で殺している! 
 戦時でしかも都市生活の混乱の最中、当時最新鋭の銃剣付ライフル銃と切れ味抜群の軍刀であれば、既に主力軍の撤退が完了した南京であればもっと容易に沢山の人を殺すことが出来たのは簡単に推測が出来てしまうのですが…それに「日本人が虐殺しない?」この犯人日本人ですよ?しかもこの事件は平時の一農村で起きたんですぜ。この犯人、虐殺してますが何か?
 もー他にもいろいろデンパゆんゆんで1週間くらい経った夏のコーヒー缶の残りのような香ばしい香りのネトウヨ既知外ブログや、思わずカルピスマンゴーを噴出しそうな掲示板などが沢山沢山あるんですが、ふつーの感覚ならツッコミどころ満載と差別侮蔑感情丸出しで恥ずかしくねえのかこいつら?と思っちゃうのですが、ほんとになんとかならんでしょうかねえったくとも思ったりするこの頃です。