日々雑論 半島での義兵闘争…からどんどん離れちゃったな(笑)

 半島における植民地支配で避けて通れないのが「義兵闘争」な訳だが、比較的手軽に入手出来そうなものをこれからぼちぼちと齧っていこうと思っている。F・A・マッケンジーのルポや三一運動あたりを調べれば結構な数が揃うと思われるのでそのあたりから首を突っ込んでみたい。
 興味の出たものについてそれに集中するわけでなく、いろいろ読み齧って居るわけだがアマゾンは便利だねえ。ただ実際に中身を確認できるわけではないのでその辺の怖さがあり未だに利用をためらっているわけなのだが。
 それはさておき
 非国民通信様のところでエロゲについてのエントリを見つけた。
 そのエントリの内容に対して非常に自身として衝撃を受けたのだが、簡単に言ってしまうと「今のエロゲの上位ランキングのものは『主人公が男で、周囲の純潔を守っている女性が主人公に好意を持って従ってくるもの』が殆どである」というところからの考察だ。
 なぜ、これに衝撃を受けたのか?
 旧軍、いや、日本独自の発想と非常に良く似ているのだ。
 「ご威光」に平伏して進んで支配を受けない限り「お上に楯突く悪者」扱いを受ける…
 戦前、旧政府に平伏して進んで支配を受けたと思えば、戦後GHQに平伏し進んで支配を受け、その利益を甘受する。
 八紘一宇の名の下に犠牲を強いればその身すらを差し出し、政府中枢の号令のもとレッドパージを始めれば、何も疑う事も無く一斉に赤狩りを行う。
 自己献身を他人に強いるこの姿勢と、それに対して生じるこの気持ちの悪さはいったいなんなのだろう? とりあえずいろいろ考えてはみるのだがなかなか結論が出ない。ただ、この「他己犠牲」に対しての嫌悪感と気持ち悪さはどうも抑えようが無い。