日々雑論 [読書] ま、ただの雑論です。

1 昨日の話だが名古屋のジュンク堂で「現代詩詩集 黒田喜夫」を購入、読了する。うむ、重い…この重さは一体何なのだ? あまりの重さとやるせなさに放り投げそうになるがかえって手から離れない。第1次産業である農業が既に成立自体難しくなり、その存亡が改めて叫ばれているこの今の状況において、黒田喜夫の一連の詩はあまりにも深い底からの怨嗟の叫びに聞こえてならない。いずれ取り上げようと思うが一寸落ち込んで気が向かないのでこのネタは暫く放置する事にしよう。

2 お願いアマゾンから1週間くらいで「日本軍占領下のシンガポール」が届く。今これを読んでいるのだがこちらも凄まじい。南京大虐殺以上の戦争犯罪であるにもかかわらず、日本ではあまり問題になってないというのも不思議な話なのだが、南京大虐殺ですら「デマだ捏造だ」と馬鹿が吠えているので関東大震災での朝鮮人虐殺やシンガポール粛清なんかも馬鹿共は絶対認めないんだろうなーとひとしきり思う。こっちの凄まじさも声に出ないほどなのだが、まだ全部読み終わってないので全部読み次第なんらかの形にするつもりではある。ただ問題は日本で読めるシンガポール大検証の資料が極端に少ない事であり、それが一寸悔しい。

3 昨日の話だが、いつもの中華料理屋で中華飯と塩ラーメンを食べる。まあ、東中野修道の変な本1冊分くらいか、碧猫さんご紹介の稲田朋美のつまらん本一冊分くらいのお金は飛んでいったがそんなもんに金をつぎ込むくらいなら中華料理を食ったほうが美味しいし頭と心の健康にも良いのでちょうどいい。

4 病院にて先生とお話。そろそろ社会復帰も見据えて行動してもいいよ、との事。車の練習を兼ねた運転許可もでる。嬉しい。ただ、復帰しても薬と通院はしないといけないと言われる。ま、名古屋行くのもリハビリと思えばいいし、先生にも迷惑結構かけてるから復帰の準備をそろそろ始めないと。

5 三省堂で「映画秘宝」と岩波「世界」を購入。「世界」は相変らず読むところが満載で時間がたっぷりかかるので結構いけるし、「映画秘宝」は何時もながら楽しい。クソ難しいのばっか読んでても頭が疲れるからこうやって楽しい本でバランスを取るのは大事な事かもしれない。少林少女が凄くつまらないらしいが、そうやって言われると逆に凄く見たくなってしまうのは自分の中で眠っていた屑映画ハンターの血がそうさせるのか?

日本軍占領下のシンガポール―華人虐殺事件の証明

日本軍占領下のシンガポール―華人虐殺事件の証明

黒田喜夫詩集 (現代詩文庫 第)

黒田喜夫詩集 (現代詩文庫 第)