日々雑論 あーあ、誰だ新自由主義で大丈夫なんていってる奴は?

 のっけから色んな意味でアッソ内閣が「いきなりクライマックス!!!!」状態でエドワード・ランディか?ってな状態なんだけど、まあ、思うところをぼつぼつと挙げてみると…
 鳩が汚染米問題で「また」やらかしたそうですが、鳩の一連の言動は毎度毎度の事ですし、胡散ケイの客員記者鉄面皮花岡とかデンパ尊師阿比留んのアジ記事ヨタ記事なんかも最初のうちは「こりゃなんてデンパなんだ!!!」と読んでるこっちが良識を疑うくらい驚いてましたがこうも無神経に連発されると「まー年中そんな季節だからねえあれらの頭の中は」となってしまって毒も喰らい続けると麻痺をすると言うかそんな感じになってきて取り上げる気も失せてくるのですが。 
 それはさておき。
 天下の大トヨタのお膝元が税制危機に陥っているそうです。
 以下やほーより


トヨタの失速が県税収入を直撃 愛知県来年度1000億円以上減収のとばっちり
10月11日16時0分配信 MONEYzine

株安が止まらない。10日の東京株式市場は日経平均株価が急落。大引けは前日比881円安の8276円43銭だった。米国を中心とした世界経済の混乱は、近年順調な経営を続けていた日本車メーカーにも深刻な影響を与えている。トヨタ自動車はこれまで利益の半分を米国で稼いできた。しかし金融危機の影響で販売が落ち込み、米国トヨタ販売の9月の販売台数は前年同月比は29.5%と大幅に失速。ホンダや日産自動車も二桁減だが、米市場が低迷する中、微減で耐えてきたトヨタの失速は自動車関連産業界ならずともショックが大きい。

 日本を代表する大企業の失速は、思わぬ範囲まで影響を与えている。トヨタ自動車が本社を置く愛知県の来年度の県税収入は今年度に比べて1000億円以上の減収になるとの見通しだ。9月24日開かれた愛知県議会の代表質問で、神田知事が明らかにしたもので、トヨタ自動車をはじめとする県内企業の業績悪化によって、今年度は当初予算で1兆3600億円あった県税収入が来年度は1000億円以上少なくなると見込まれている。県税収入が前年度に比べ1000億円以上減収となるのは、1993年度以来15年ぶりのことだ。

 愛知県で群を抜く存在感を持つ世界最大級の自動車メーカーは、ここ数年増収・増益を繰り返してきたが、事業環境の逆風によってその経営は岐路に立たされている。

 だーかーらー 
 ただ単に海外が調子良かったから売れてた「だけ」で、本当の意味で景気を上昇させようと思ったら中間所得層を大幅に増やさないと駄目なのはわかりきった事であり、更に加えていうなれば一時的な利益を得るために「中間所得層」を絞りつくして社会格差を増大させ、消費対象を減らして自らの首を絞める結果にしかならないという事が何故判らんのだろうねえとしか。
 で、今やらなくてはいけない経済対策は「中間所得層を増やす事」であり、決して大企業優遇措置を続けてメタボ企業を更に肥えふとらせる事ではない。メタボ企業を太らせてきたツケが今廻ってきているだけでしょ? 車が売れてないのだって維持がかかるし金が無いからでしょ?ガス代は高いし点検車検でかさばるし。若者が金も無いのにどーやって車を買えというのだろう?ネカフェで汲々としている連中がレクサスなんか手出せると思うか?
 若い男性の自由に使える金がなくなるとターゲットを若い女性に切り替えて、男女雇用機会均等法とかいうザル法で女性の収入を増やしたように見せかけて若い女性の懐を狙い撃ちし、それもままならなくなると今度は団塊世代の退職金を狙う…
 確かに金は持っているところから引き出すのが常なのだが、肝心要の持ちまくっている所が吐き出しもせずに絞りつくすだけじゃ干からびるぞ。「どろろ」のどんぶり腹だなまるで。