日々雑論 不公平になるといけないのでこっちの映画も取り上げます

 えと、今まで「靖国」ばかり取り上げてきましたが、「靖国」ばかり取り上げても不公平なのでこっちもネタにして見ますか。
 先日「南京の真実」なる映画が国会議事堂で暇かつ頭の弱い議員様相手に上映されたそうです。ねじれ国会だの道路特定財源だの姥捨て制度対策だの問題山積みなのにそーやって貴重な3時間を無駄に浪費していいのかねえ先生方?という気が激しくするんですがこんなの見てる先生方は天下国家の重要事に関わりを持たされる事の無い可愛そうな方々なので蚊帳の外で遊んでいてもいいのかもと思ったり。まあ、それならそれで我々の貴重な血税で暮らしているわけですからこんなつまんねえ自主映画観て無駄飯食ってるんだったらもーいい加減議員バッチ外してくれよとも思っちゃうわけなんですが。
 それにしても3部作のうち第1部がようやく出来上がっただけとか、有志から集めた2億6千万円のうち第1部だけで2億近く使っちゃって残り2部作どーすんのとか、総製作指揮の水島総は昔日中友好のなんやらでパンダ物語つくってたとか、南京に行った事もないのに作っちゃったとかいや行ったことあるよとかで情報が錯綜してたりとかいろいろ怪しいネタに困らないという意味でも話題作なんですが… 
 1 俳優はド素人
 2 貧弱なセット
 3 ねぶたい内容
 4 緊迫感のかけらも無い展開
 5 映画館での上映が無い

……………
なんか思い出しました…
えーと、なんだっけ…マイク水野が主演で、貧弱なセットで、かたせ梨乃以外皆ド素人俳優で、マイク水野とぼんちゃんのおとぼけコントが繰り広げられる霊能力映画…
えーと、えーと、えーと、
あ、あれだあれだ
シベリア超特急だ!
ごく一部に熱烈な狂信者が居ることといい世間一般ではまともに評価されないだろう事といい映画館での一般封切が(内容のレベルが低すぎて)出来なかった事といい、トラッシュムービーとしての条件を見事なまでに備えてます。
 日本映画史上、落陽、シベ超と並ぶ屑映画として後々まで語り継がれるであろう事は間違いなしと思われますが、案外ただのつまんねえ駄目映画として消えてゆく運命かも。リーベンクイズを見るか南京の真実を見るかどっちにするかって聞かれたら絶対リーベンクイズを見るしね 
 いやーえいがってほんとにいいもんですね(棒読み)

【追記 2008/4/22】
屑映画の件ですが、ガンドレスという強力な爆弾を忘れてました…「南京の真実」と比べるに、こっちの方が比較対照としてあっているのかもしれません。この手のネタはオタウヨとか好きそうだし
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