日々雑論 前々から凄く不思議に思っていた事なんですが

 まあ、鬱病は改善しないわ会社は休業期間が切れてクビだわでどーしよーもないっちゃないんですが…
 実はずっと昔から不思議に思っていた事があったんです。で、未だこの疑問に対して、自身で納得できる答えが出ないものですから、一寸この場を利用して思考実験を行いたいと思います。
 今、オタクとか結構オープンだと思います。「ガンダム」も最新作が今でも話題になってますし、「萌え」という言葉も市民権を得ていますし、秋葉原といえばかつての、パソコンとオーディオとパーツの電気街というイメージからは程遠く、今ではコスプレとメイド喫茶の街のイメージが浮かんでくるかと。まあ、時代の流れだよ、と言ってしまえばそれまでなんですが、どうもそれだけで済まない気がしてならないんですよねえ…
 まだ「オタク」という言葉が定着する前に両足突っ込んでいた人間としては、どうも少し違和感が残ってしまうんですよ。いわゆる「オタク」という言葉が定着する前は「マニア」という言葉が使われていたはずです。私も言われてましたしね。ただ、あくまでもこれは主観に過ぎないと思うのですが、「マニア」の人の話を聞いてると凄く面白かったのですが、「オタク」の人の話はあまり面白くない。誤解しないでいただきたいのはそれが、「面白いから正しい」「つまらないから悪い」と言っているわけではないんです。こんな馬鹿な事で物事の良し悪しなんか決められませんから。ですので気分を害された方が見えたのでしたら、害意は全くありませんので、申し訳ありませんが少しだけ、続けさせてください。
 「面白い」「つまらない」の感じ方は人それぞれだと思うんですが、私が面白い話だな、と思うのは「幅広い知識」を「縦横無尽」に展開し、予想もつかない流れで飽きさせない、という感じかな?で、私はそういう人達に揉まれた挙句、こうなっちゃったんですが(笑)
 それはさておき
 皆さんおなじみと思われるので「ガンダム」で話を進めてゆきますが、「ガンダムセンチュリー」等のSF副読本なんかも出てましたし、SFを読み解くにはある程度の科学知識があると更に面白くなったり、マンガやライトノベルから入ったとしても、SFからファンタジー、ファンタジーから幻想文学幻想文学から実験文学…へと芋つる式の読書の流れで、より違った面白いと思われる選択肢を自身で探していった気がします。
 ところで、今、現役の方々ってどうなんでしょうか? 私はもうオタク方面はほぼ完全引退してしまって棺桶に片足突っ込んでいる身なのでよくわからないんですが…
 「俺達楽しんでやってるんだほっといてくれ」というのが正直な感想だと思います。その気持ちはよくわかります。実際私もそうでしたし。今の現役の方々を否定する気も無ければ馬鹿にする気もありません。むしろコミケや同人とかでも「まだ続いてるんだ、頑張ってるなあ」と感心しています。 
 ではなぜこんな事を今更綴る気になったかというと…「オタク≒ネトウヨというのが結構目に入ってくるからです。
 昔「マニア」と呼ばれてた方で、確かに右の頭の持ち主も居る事は居ましたが、南京大虐殺を否定したり従軍慰安婦を否定したり沖縄自決問題を否定したりと言った馬鹿は居なかったように思います。
 でも、今はニッポソの住人が、それこそ雨後の竹の子のように湧いて出ているからなんです。これがどうにもわからない。昔の「マニア」みたいに「幅広い知識」と「縦横無尽な学習能力」のある方ならまず間違いなく出てこないであろう、間違った結論をなんでこうも易々と出してくるのかな?と思ってしまうわけなんですよ
うーむ、纏めきらなかったな・・・いずれこの続きはまた