日々雑論 閑話休題 一寸ひとやすみ「水からの伝言」

　ま、難しい思考実験ばかりでもアレだし、あたしゃただの面白主義なんで…
　それはさておき
　「水からの伝言」というのがあるらしい。
　なんかいろいろ揉めているみたいだが「水」に「ありがとう」を言い続けると水が美味しくなるのだ、そうだが…
　なんか思い出した。
　あさりよしとおのマンガで「HAL　はいぱああかでみっくらぼ」というのがある。一寸前に新装版が単行本で出ているのだが、このマンガ、科学を知り尽くした上で超拡大解釈したり敢えて論点を摩り替えたり嘘であって欲しいが本当の事をさも嘘みたいに書いてみたりとまあ、楽しさ満点のマンガなのだが…
　新装版の書き下ろしで全くの同じネタがあったのですよ！
　「水にありがとうを連発すると水が美味しくなるという事は…水の中にありがとうが居るはずだ」との発想のもと、コップの中の水に「ありがとう」を連発しつづけます。すると…見事に黴か微生物かよくわからない変なのが水の上に浮かび上がってきたのですが、主人公の博士が「これこそが『ありがとう』に違いない！」と、遠心分離機と濾過器で水と変なのを分離した後、「『ありがとう』の抽出に成功した！」とそれを試食してしまいます。（危険だから真似しないでね）
…結果…
頭の中が「ありがたくなって」おしまい。
いや、単に思い出しただけですので（笑）
どーも「水からの伝言」と聞くとこのマンガの話を思い出してしまうのだが…

新装版 HAL―Hyper Academic Laboratory (ガムコミックスプラス)