日々雑論 [朝鮮民主主義人民業和国] みなさんお気づきかと思いますが…

 えーと…
 まあ、ここのブログはアタシが思った事を好き勝手適当にほざくだけというのが大前提の「毒吐きブログ」でごぜえますが…実は無意識に避けていた事がございまして… 
 今回はその「避けていた」事の一つを取り上げてみようと思います。
 ので、たぶん、ごにょごにょ…になるかと思うんですが…まあ、こういう時もあるという事で
 日朝協議で拉致問題が再開された、とのニュースを毎日で拝見しました。
以下、13日のロイターから全文抜粋

[東京 13日 ロイター] 町村信孝官房長官は13日、午後の会見で、日朝実務者協議で北朝鮮側が拉致問題の再調査実施を約束したことを受け、北朝鮮に対する制裁措置を一部解除する方針を示した。今後、関係省庁間の調整を経て実施するという。
 官房長官によると、日朝実務者協議で北朝鮮は、拉致問題は解決済みとの従来の立場を変更し、両国間の協議に一定の前進がみられた。北朝鮮は「拉致問題の解決に向けた具体的行動を今後取るための再調査を実施することを約束した」という。
 日朝間の協議があらためて動き始めたことを受け、日本政府が北朝鮮に対して取っている制裁措置について「今回その一部を解除し、北朝鮮との間の人的往来および、北朝鮮からの航空チャーター便の乗り入れについては解除することとした」という。
 万景峰号を含めた船舶の入港禁止措置については、例外として、人道支援物資の積み込みに限り認める。
 また、北朝鮮側がよど号関係者の引き渡しに協力する姿勢を示したことを受け、早期実現に向け調整していくという

 はっきり申し上げます。
 意外でした。驚いた。
 今、米朝間で核査察の駆け引きを行っているのはもう皆さんご承知かと思います。なので、日本や韓国をすっ飛ばしてアメリカとの交渉で核をカードに国家存続のための有利な条件を引き出そうとしてるんだなぁ。位の認識はありました。あちら側にしてみれば小泉元総理の訪朝時に出来うる限りの譲歩をした途端、掌を返すように安倍が超強硬手段に出た上に、日本の仕掛けた経済制裁措置に関しても悪戯にあちらの反感を買っただけでなんら効果を及ぼしてない。なので「核問題」で進展があったとしても「拉致問題で進展がある」とは正直思ってみませんでした。
 どちらも重大だし、解決に向けて進展しなければならんのですが、まずは国交正常化が先かと。別に戦前のドイツみたいに領土的野心があるじゃなし(あるんだったらとっくの昔に独自で動いてる筈)、国交正常化へ向けて、様々なカードを使って問題を解決して欲しいと思います。もしあの国が領土的野心を持ってて、野心の通り忠実に動こうもんなら食人大統領*1の二の舞になるだけなのは火を見るよりも明らかだし。

*1:イディ・アミン 元ウガンダ大統領。通称「黒いヒトラー」 元ボクサーでアントニオ猪木との対戦が組まれてた事でも有名!(反体制派クーデターにより実行されなかったみたいだけど) 隣国タンザニアに攻め込むも逆に敗北し首都カンバラまで肉薄されたりとか、30万人虐殺したとか人肉食ったとかいろいろ武勇伝を持つ。これもウソっぽいけど本当だって。アンサイクロペディアからとったんじゃないって!!!