日々雑論[諸問題] なんだかなぁ…

 まあ、いきなりでなんですが、恐らくあたしゃ「注意欠陥障害」と思われます。バナーも貼ってるしお分かりかとは思いますけどね。
 その事もあって病院に通ってるし元々はそれで病院に通い始めたんですが。
 で、丁度リタリンが問題になりややこしくなり始めた頃にクリニックへ通い始めたもんで、負のスパイラルに陥った時点で既に使用禁止になっておりました…トホホです。もう一寸早く気がつけばよかったんだけどね。そんな訳で明日も病院なんだが、こういった問題にぶち当たるたびに「オカミ」の弱者切捨てを強く感じる訳で。
 リタリン問題に関しても薬剤を濫用して悪用するドクターが悪いのであって、医者が患者に対して適切な指示とケア、バックアップがあればこんな問題は避けられた筈なのだ。当然某クリニック院長は罰せられて然るべきだとは思うのだが、「薬剤」を「悪の根源」として使用の極端な制限と流通の監視の強化というのは如何なものか? 
 だってそれで助かってる人も沢山いるし、それが無いために「依存症」と違って本当に苦しんでいる人間だっているんだから。現にここに一人間違いなくいるしね。
 この手の「障害」は傍目には努力が足りないとしか見られないので非常に辛いのだが、実際解決方法として「リタリン」という処方箋があったのだから「ほぼ限定的使用に限る」様な事にせず、広く「使用免許制」にでもして「許可」を受けた医薬所のみで使用可能にするとか、幾らでも方法はあった筈なのだ。 
 薬害エイズ問題や肝炎問題と違ってあまり表に出ることもないし、また「健常者」の方々から見れば「努力が足りない」「注意が足りない」だけにしか見えないんだろうが、実際それで苦しんでいるのは本人自身であり、本人を救う方法が既にあるのに「確立」されないというもどかしさと苦しさを味わっているという事だ。 
 あれだけ大きい問題になった薬害肝炎問題ですら「ずるずると」引き延ばし工作を続けている厚労省には今更ながらに呆れ果てるが、「オカミ」による「弱者切捨て」は恐らくこれからも進みこそすれ、まず途切れる事はあるまい。 
 漸く小児、思春期までの患者に限り使用が認められたコンサータという薬剤もあるようだが、なぜ「小児、思春期」限定なのかが全くわからないし、そんなら俺達みたいな成年の患者は切り捨てかい!と思わず怒鳴りたくなってしまう。
 弱者の立場で言わせて貰うと、いつまでも弱者切捨て、利権、パワー追従だと、たとえ国家といえどもその内に痛い目見るよ、としか言えないのが弱いところだし辛いところでもあるのだが、現に綻びは「様々な形」で出始めている。最近の一連の無差別殺傷事件もその綻びの一つだろうしね。