日々雑論[麻生太郎][オタク][ネタ] オタクはナチズム好きなのか?

 夜な夜な職場でこそこそブログつけてるわけですが、まーいい加減開いた口がふさがらないとしか

 自民党麻生太郎幹事長は4日、就任あいさつやテレビ番組収録などに追われた。この中で、国会内で会談した江田五月参院議長に「民主党が政権を取るつもりなら、ちゃんと対応してもらわないといけない。ナチスドイツも国民がいっぺんやらせてみようということでああなった」と発言。民主党が「ナチスと同じ扱いは許しがたい」(鳩山由紀夫幹事長)と激しく反発する一幕もあった。

 麻生氏は記者団に「国会での審議が大事なんじゃないかという話をした」と釈明したが、与党内でも懸念された「舌禍」が本格始動初日に早くも飛び出した格好となった。(略)

 毎日新聞 (提供元一覧)

 昔々のロリコン漫画黎明期のことですが、千之ナイフというロリコン漫画家がおりまして、今はなき「レモンピープル」というロリコン漫画雑誌によくその名前を見た記憶があります。で、なぜこんな昔話を今更はじめたかと言うと、「ナチの女性SS女性仕官」が女性レジスタンスを拷問する漫画を結構描いていたという記憶があったからなんですな。うん。
 麻生太郎と言えば「オタクを利用する政治家」でもわりと有名ですが、ネタなのか利用しようとしているだけなのかそれとも本気なのか謎の中の謎であり、別の意味でいったい何が言いたいんだ?と思わず顎が外れてしまう言動でも名を馳せておりますが、安倍といい鳩といいこいつといい、最近の政治家ってのは「言葉の重み」と言うものを知っているのだろうかと本気で疑ってしまう。
 俗に言う古い型の政治家(例えば小沢一郎なんか)はそうだけど、確かに一癖も二癖もありそうでなんじゃやら信用できん鵺みたいな雰囲気があるのだが、たまに頭から血が抜けて飛んでしまうことはあるにしろ普段は「慎重に言葉を選んで」発言をしている感じがまだ伺える。が、小泉から安倍、福田2世と続く面々を見るにつれ、そういった「ある種の重み」を備えた政治家というのが感じられないのだ。
 もっとも、田中角栄の昔から重み=胡散臭さを前面に出すという自民党代々の伝統があったわけだけど、その胡散臭さを最大限に利用しながらスター性を見せたのが中曽根だと俺は思ってる。で、小泉はその胡散臭さを捨てた代わりにきらびやかなスター性を手に入れて、カリスマ性とデジタル性で政敵を潰していった感を受ける。
 ただ、小泉と小泉以降の連中の決定的な違いは、「計算ずくで露出をしているかしていないか」と言うところだろう。小泉は「計算ずくで」華麗さとカリスマ性を前面に押し出し胡散臭さとの切り離しを謀ったが、アベシやアッソー、鳩なんかを見るにつれどうも「計算ずくで」やっているとは全く思えないのだ。考えナシで脊髄反射の言動を連発するもんだから「人間としての地金がすぐに出てしまう」ワケで。 
 まあ、そのほうがわれわれ一般大衆にとっても「政治家が何を考えてるのか」が非常に読みやすいので、こりゃ国民のことなんザハナッから頭にねーな、というのが一発で分かってしまうという点では非常に有難い存在であるわけなのだが、いかに本音を隠して本音に誘導していくか、というのが政治家の手腕とするならば、ま、最近の方々は全員落第でしょうな(嘲)
 といったところで表題なのだが、千之ナイフの例を挙げるまでもなく、ナチズムの好きな人って意外にオタクが多いのではなかろうか?と思ってたりする。ファシズムとファッションの関連とか、黒シャツ隊とかもあるんですが、なーんかオタク≒ネトウヨは「分かりやすい記号性」に惹かれるのではないだろうかという気がしてならない。アッソーの思わず言っちゃった発言だって「分かりやすい」でしょ?