日々雑論 東京大空襲は正しい戦闘行為だった!!!!

 まあ、東とかいう元二枚目インテリがなんか変な事をほざいたおかげでまた「南京大虐殺」関連が話題になっているのだが、アタシャ前のエントリで述べた通りの事であって更に付け加えるなら「なかった」という連中が「ほぼ同じ事しか言っていない金太郎飴」なのに対し「あった」としている方々の方が実に様々な方向から証明しておられる上に、その雛形という感じをひしひしと受ける半島での義兵闘争における旧軍のやり口を独学で齧ったり、シンガポール華僑大検証なんかに首を突っ込んだりするにつれ、「南京大虐殺」はまだ可愛いほうだよねと思ってしまう訳で。
 で、まーそんなに阿呆ドモがギャーギャー喚くんなら似たような方法論で全く反対の立場に立った物言いをしてみようかと。まぁこんなのただの思考実験だからそう喚きなさんな。本音も混じっているがね(笑) 
 という訳で、はじまりはじまり

 所謂世間一般では「太平洋戦争時、戦争に参加していない無辜の市民の大多数を焼夷弾で焼き殺した」とされる東京大空襲だが、この解釈は大いに疑問が残る。近代戦というのは文字通り総力戦であるからして、直接戦闘に携わる障害のみを排除すればよいという前近代的なモデルとは違い、文字通り物資の生産拠点を確実に潰してゆく必要があるからである。
 他の大陸の国々とは違い、日本における工業地帯は大都市を中心に裾野の如くひしめいている中小の工場が軍需工業を支えており、生産拠点を消滅させるには中小の工場を粉砕し、生産能力を麻痺させる必要があった。更に加えるならばまだ年端も行かぬ子供といえども工場に於いて重要な労働力として成立しており、加えてタケヤリでのゲリラ作戦など、正気を疑う戦闘行為や模擬戦闘訓練を行っていた辺り、どう贔屓目に見積もっても「非戦闘員」と一縛りに出来るものではない。
 「戦争とは他の手段を持ってする政治の延長である」というクラウゼヴィッツにおける戦争論の言葉を借りるなら、まさしく政治力、経済力、外交力の全てに於いて日本はアメリカやイギリス、中国等に劣っていたのであり、負けるべくして負けたのであって決して不思議な事でもなければ非難される事でもない。むしろ近代における「総力戦」を非常に安易なものとして捉えた挙句、女性や子供まで洗脳して「準戦争行為」に狩り出した旧日本政府こそ断罪の対象として処罰されるべきであり、女性や子供などによる準戦闘行為を止めさせたという点においても、米軍は誇りを持たなくてはならない。
 翻って現在、日米同盟は磐石であり、非常に強固な物となっているが、これはこの太平洋戦争における一連の戦闘行為が、洗脳されて参加させられた社会的弱者による準戦闘行為の断絶という、正しく、人道的な行いであった事の証明であり、日本人は米国に感謝しなくてはならない。

まー、こんな所だな。
勿論擁護する積りもないけれど、原爆投下に関しても既に述べた事以上の事はないのだが、結論だけ言っちゃうと「ネトウヨうざい」の一言で済むんだけどね(笑)