日々雑論 な、なんだってぇぇぇぇええ????!!!!!!!!
まー村上春樹がイスラエルで賞もらってそのときのスピーチが凄く骨太で大変よろしいとかいろいろあるのですが、その前に中東と日本文化人との接触として重要な人を忘れちゃいませんかい?というか何と言うか一種の違和感があった訳で、アチキにとっては、村上春樹と言えば村上朝日堂の人であって、政治闘争や社会闘争から限りなく自らを遠ざけていたが故に、逆にその政治問題なり社会問題なりをあぶりだすという見方をしていたので、今回イスラエルに行ったという事も本当に意外だったがあの骨太な内容にも驚いた。いいか悪いかは全く別問題なんだけどね。
さて、繰り返しにもなるんだけど、中東問題とガチで真正面からぶつかり合って一歩も引かなかった日本文化人の事が華麗にスルーされているのがちと癪に障ってしまったので、どこぞで映画の上映会でもやってねーかのーとお願いぐーぐる師匠してみた訳なんだけど、そーしたらすげえびっくりした。
「PFLP 世界戦争宣言」がDVDで出るじゃぁあ〜りませんか!!!!!
と言う訳で、前述の「中東問題とガチでぶつかり合って一歩も引かなかった日本文化人」というのはお察しの通り足立正生です。カンヌの帰りにベイルートに道草してアラブコマンドと一緒に戦争しながら映画撮っちゃった。というとんでもねー内容なんだけど、更に凄いのがあっちで捕まって戻ってみたら官憲のお出迎えで塀の中にお引越しというオチまでついてきた。前々から観たくて観たくて仕方がなかったんだけど諦めてた訳なんですわ。もう一人が「パレスチナ1976-1983」を撮ってダマスクス映画祭でパレスチナコマンドに空砲一斉射撃で迎えられたという布川徹郎なんだけど、まだこっちのほうは残念ながらDVDになってない。こっちも凄く観たいんだけどね。
と言う訳で、DVD即買い決定です。何が何でも買うぜ。
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- 発売日: 2009/02/27
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