日々雑論 変なタレント

 まあ、堅苦しい内容も疲れたのでお笑いネタという訳だが、最近、ごくごく一部ではタモガミ氏の芸能界デビュー話題で持ちきりである。民放テレビだけでなく映画にまで出演して自説を滔々と説明してたしね。
 まあ、全国行脚のドサ周りも始まっているようだし、それなりに娯楽に飢えている人々も詰め掛けているようだけど、祭りの縁日で怪奇見世物小屋を観に行く感覚で覗いてみれば結構新しい娯楽として楽しめるのではないんでないかい? と思ったりする。 
 アチキ? アチキは行きませんよ。
 面白主義者としては首を突っ込んでみるのも一興だがタモガミズムフリークスなんざネットだけでお腹一杯観察してて食傷気味だしね。
 山形浩生氏がW・バロウズのエッセイ集の後書きで「とうてい本当に信じていると思ってなかった事が、実は全部マジだったという事が判る。『わぁ、バロウズってやっぱキチガイだ』これが本書の正しい読み方である」と言うような事を書いていた気がするのだが、このオッサンにもそれが十分すぎるほど当てはまる、というよりまさにそのものだろう。 
 まあ、後はこのキなオッサンの賞味期限がどれだけあるか、だけだな(笑)