日々雑論 歴史修正主義に関する考察 29 日本は本当に悪いのか(実際悪いんだけどね)特別編

 まーいつもの考察では半島での義兵闘争やらシンガポール華僑大検証やらを中心に、最近では身分差別やムラ制度に首を突っ込んで手当たり次第に食い散らかしてテキトーな事をほざいておりますが、はなっからこの「日本」というシステムに「全く」期待なんざしちゃいませんが、改めて駄目だこりゃと思ったわけで。
 何の件かといいますと、まずはカルデロンさん一家の件です。
 今回の判断にウサンクサイケイ新聞やサディストの酷士様はご満悦でしょうが、沢山沢山駄目だこりゃという気持が湧き上がって仕方がねえんですわ。特に自称国を憂う酷士様連中がてめぇのいやらしい変態サディズムを満足させるために追い出しにかかっている事に関してだが。
 で、真っ先に何を思い出したかというと頭山満翁の事なんですねハイ。
 頭山満といえば戦前の民間右翼の中でも大物中の大物、戦前の民間右翼を少しでもかじった人間なら知ってて当たり前、知らねぇ奴ぁ右派を語る資格ナシって位影響力のあった怪物だが、腐れ左翼面白主義者であるオイラとしても、興味をかなり持ったんで少し首を突っ込んで齧ったりした記憶がある。で、大頭山の大頭山である所であり、流石と言うか頭が上がらねえというかある種の怪人として認めざるを得ないというか、スゲエよなあこの人はというか、そんな感じは確かに受けるんだけど、中華民国の立役者である孫文とかの全面的なバックアップは言うに及ばず、当時まだ無名の革命家であり、殆ど影響力を持ち得なかったラス・ビハリ・ボースの日本国外退去命令に対して憤慨し、ラス・ビハリ・ボースに対して全面的支援まで行っている。
 これは昔気質の言い方かもしれないが影響力がでかいとか影響力がねえとか全く関係なしに、「心根の真っ直ぐな人間」と判断したらとことん最後まで援助する。「逆に心根が卑しい」と判断したら徹底的に叩く、という事だろう。
 これだけ述べればなんとなく言いたい事はわかるかなと思うが、もっと述べてみるぞ。
 更に加えて、今の日本はニッポソと違い、既に多民族社会である。排気ガスとスモッグと渋滞とホコ天の大都会だろうとコンビニすら見つける事の難しいドイナカだろうと海外の方を見つけるのはそんなに難しい事じゃねえ筈だし、他人が避けて通るような3K仕事のかなりの部分を海外からの労働力に頼っているわけで、つまり、海外の方の助力無しにはすでに日本という社会そのものが成り立っていかないのである。さあ、ここまで読んで「所詮のり子さんがかわいそうとかの感情論じゃねえか」と思った方もいるかと思うが、ところがどっこいなのだったり。
 テメエは何が言いたいんだよというとですね。所詮日本というシステムは「弱者斬り捨て」のシステムでしかなく、クソったれな社会だよという事を言いたいんですよ。
 これは派遣問題にも言える事だが、不法入国という弱みに付け込み低賃金でこき使うだけこき使わされ、注目された途端に用無しでポイ。「法を厳格に適用しただけ」つーんなら自衛隊という名の軍隊に関しての国家の憲法違反は堂々とまかり通っているだけじゃなく、拡大解釈曲解解釈のオンパレードなのはどーなのよ?高裁のイラク派兵違憲判断に対して、当時の空自幕僚長、現地方ドサ周りのお笑い芸人なんか「そんなの関係ねぇ!」とまで言い放ったわけだし、所詮日本における法なんざ、オカミの都合のいいように自由解釈されちまってる訳で。
 更に纏めていくぞ。
 こっちのほうは判決がまだ少しはまともで、ちったぁ救われるなとも思えるんだけど、やっぱり駄目だこりゃな感じが突き抜けてて香ばしさ満点である。

養護学校性教育に「不当介入」=批判都議に賠償命令−東京地裁
 性器の模型を使った障害児の性教育は行き過ぎか−。東京都立七生養護学校(日野市、現七生特別支援学校)に勤務していた教諭らが、授業への批判や教材没収で精神的苦痛を受けたとして、都議3人や都などに約3000万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁(矢尾渉裁判長)は12日、都議らの行為を「教育への不当介入」とし、都議3人と都に210万円の支払いを命じた。
 訴えていたのは、教諭と保護者ら計31人。同校は正確な知識を身に付けないと、障害児は性的なトラブルに巻き込まれやすいとし、男性器の模型で射精や排尿の仕組みを教えるなど独自の性教育に取り組んでいた。
 都議らは2003年7月、都教委幹部らと同校を訪れ、「感覚がまひしている」と非難。都教委は教材を没収し、教諭らを厳重注意とした。
 矢尾裁判長は「政治的信条に基づく介入、干渉で、教育の自主性を阻害し、ゆがめる危険がある」と批判。都教委幹部も制止せず、「不当な支配」から教諭を保護する義務に反したとした。
 その上で「都教委は都議らの指摘を受けるまで問題視した形跡がなく、授業を評価していた」と指摘。授業は子どもの発達段階に応じていないと訴えた被告側主張を退けた。
 裁判長は、性教育は研究の歴史が浅く、創意工夫を重ねながら発展する面があると言及。「内容の適否を短期間で判定するのは容易でない」とし、教諭らへの厳重注意も違法だと結論付けた。(2009/03/12-20:38)

 まことに全うな判決ですねとしか言いようの無い、久々に救いのある判決なんだけど、これに対して本当に呆れ果てた反応がこれ
以下、id:Prodigal_Son様経由でID:id:Sunny_Side様が取り上げていたツッチーとかいう愚か者の(以下略)

まだ出た「とんでも」判決・過激性教育
過激性教育に関して、古賀、田代、土屋、市議などが学校を視察したことや、教育庁が処分したことを不服として、共産党系が訴えていた裁判の判決が出た。
ある意味、面白いと言えば面白い。三都議と教育庁合わせて10万円を養護教諭二人に払えと言うものだ。つまり、ひとり、25000円。交通違反で20キロ超過で払う金額に近い程度のもの。
これは、考えようだが、たったの25000円で過激性教育が東京から、全国から駆逐されたことを考えるとコストとしは安い。
そもそも、保健婦か何か知らないが「泣いた」と言うことだけで、圧力があったなどと良く言えたものだ。女の涙を知らない裁判官が判決を書くとこんな程度のものになる。
あれが、圧力なら、我が民主党菅直人氏が、諫早湾干拓で、水門を閉めようする、下級官吏(この人はただ、上の命令で閉めているだけで、責任はないように思えるのだが・・・)を怒鳴りつけていた映像がニュースで流された。では、あれも「圧力」と言えるのか。
組織的に、意図的にこの日本を崩壊させようとする連中が、ただ視察に行って、「はい、その通りです」などと言うわけはない。それ相応のやりとりはある。しかし、それは「事件」全体を見て判断すべきで、別に恫喝をしたわけでもないし、なんでもない。教員側は、用意周到、メモをする係りまで決めて待ち構えていたのだから、それは、それなりの筋書きに持って行こうと思えば出来ない訳はない。
何しろ、この性教協と言う団体。山宣に学べと言っているくらいだから、どうかしていると言える。詳しくは覚えていないが、婦人のことを【昼は家事を行い、夜は性の営みを伴う】奴隷とか書いていた。
この裁判、徹底して闘うが、訴訟費用も原告が300分の299.こちらが、1を持つそうだ。つまり、300分の299は先方の負け。こちらは裁判官の状況判断の間違いかケアレスミスと言うところだ。
これひとつ取っても、勝った勝ったと共産党がお祝いする程のことではないが、明日の赤旗は、例の調子で書きまくるだろう。けど、赤旗なんて読んでいる人種はそれ程多くはないし、仮に取っているとしても、都庁のように議員が電話を掛けて来て、「仕方なし」に弁当箱を包む紙として、あるいは、てんぷら油を吸い取る紙として使っているに過ぎないので何の影響も、問題のあったものではない。
それより、ここで、性教育に関心が集まり、「えっ!そんなことしていたの」と実態が明らかになることの方が重要だ。
この4年。多くのところで、性教育の実態を話して来たが、皆、驚天動地。「本当にそんなことやっているのですか」「普通学校でもですか」
「教職員組合がやはり日本を駄目にしたんだ」
そんな感想ばかりだ。
当然でしょう。
次の裁判官には、女の涙のご都合主義と全体の常識が分かる人が当たるように、神に祈りたいものだ。
それにしても、25000円か。ホテルで二人で食べるコース程度だ。そんな程度で繰り返しになるが、過激性教育が駆逐されたとなれば、本当に良かった!良かった!「良くやった!」と思いませんか。思うでしょう。それが、良識ある普通の庶民の感覚なんです。子供が「セックス、セックス」と大合唱、コンドームの装着実習を女子生徒がやる、このつつましやかな国民を一体どうしようと言うのか?それでなくても、若者の倫理が乱れ、エイズ患者は20万人。先進国で少女売春があるのは日本だけ。
レーガンは、レーガノミクスで、純潔教育を推進した。結果、レイプがなくなり、中絶がなくなった。
当然ではないか。イギリスでもサッチャー改革で同じことをした。
慎ましやかで、勤勉な、たおやかな日本が今必要とされている。
騙されてはいけないのだ。
追加;たくさんの応援ありがとうございます。古賀、田代、土屋は子供たちを守るため「正義の闘い」を貫徹する決意です。
ご激励に感謝すると共に、決意の表明とさせていただきます。
世間の人が、これを契機に「本当のこと」を知ったらどうでしょうか。
敵はいよいよ城から出ます。出たらこっちのもの。
※詳しい写真、論文は、表紙の下の過激性教育からご覧下さい。
 驚き、あきれるでしょう。

俺はテメエのその判断と腐れた脳みそに驚きあきれたよ!
なんで俺がこの事で怒り心頭なのかというと、今は亡きペヨトル工房が出版していた雑誌「夜想」の「マヌカン」特集で、ダッチワイフのルポが掲載されており、その記事に対してまさにとんでもない感銘と衝撃を受けたからなのだが、*1このオッサンは本当に深い真の闇を覗いた事がねエんだろうしまた覗く気も度胸もねエんだろうなとしか思えねえ。

*1:普段なら引用するんですが夜想マヌカン特集を紛失してしまったのと、内容が内容なので大まかな概略も私ではとても書けませんがご容赦下さい。個人的に連絡を取れる方だけにはお話します