ウサンクサイケイ抄8月23日

【ウサンクサイケイ抄】8月23日突込み版
2009.8.23 02:29
 「民主300議席」の大見出しが新聞各紙に躍っている。投票日の1週間以上も前から結果を決めつけられるのは、有権者にとって興ざめも甚だしいが、自民党への逆風の強さは想像以上だ。小紙は終盤情勢を調査しており、精査して結果をお知らせする。
 ▼一昔以上も前は、たいていの候補者が、新聞の選挙情勢記事で「有利な戦い」とおだてられるより、「当落線上」や「あと一歩」と厳しめに書かれる方を好んだ。後援会組織が引き締まり、同情票も見込めたからだ。(そんな訳あるかい。皆必死で選挙戦ってるから少しでもいい評価聞きたい、神にも縋りたいにきまってんじゃん。) 
 ▼昭和が終わり、衆院選小選挙区制が導入されると、選挙で「義理と人情」と資金力が大きくモノをいった時代は終わった。(そんなもん最初からあったのか?地方企業優遇策による利益誘導と癒着と組織票だよ)今は、マニフェスト政権公約)が流行しているが、それは建前で、時代の空気が勝敗を大きく左右している。民主党という勝ち馬に乗ろうとする「バンドワゴン効果」の凄(すさ)まじさは、マニフェストの優劣だけでは、説明できないからだ。
 ▼バンドワゴンとは、パレードの先頭の楽隊車のこと。4年前の「郵政民営化」選挙もバンドワゴン効果で、自民党が304議席を獲得した。今回はそのまったく逆の突風が吹いており、加速度さえついている。自民党無為無策の結果じゃわ)
 ▼保守政治家を自任する麻生太郎首相が、靖国神社を参拝しなかったのも民主圧勝の流れに拍車をかけている。靖国参拝と選挙と何がどう絡むんでしょうか?私の馬鹿な頭では理解できません。この珍説をどなたか証明してください)鳩山楽団のかなでる「政権交代」のサウンド有権者の耳に心地よく響いている。ただし、バラマキを主旋律とする鳩山楽団が、行列に参加した国民を安全で豊かな目的地に導いてくれるかはわからない。
 ▼もう勝負がついているから、と棄権するのは、未来の政治を他人に白紙委任するのに等しい。各党の政策や候補者を可能な限り吟味し、自分の頭で考え、渾身(こんしん)の一票を投じていただきたい。(普通の頭で考えたら一番まともな事言ってるのは共産党だよ?)

23日の産経抄はもうどこから突っ込んでいいのかわからないほど破綻してますな(笑)
あまりにも酷すぎる

【ウサンクサイケイ抄改訂版】8月23日
2009.8.23 02:29
 「民主300議席」の大見出しが新聞各紙に躍っている。投票日の1週間以上も前から結果を決めつけられるのは、有権者にとって安心感もひとしおだが、自民党への安楽死の願いは間違いなく本物だ。小紙は終盤情勢を必死に捏造、改竄し、滅び行く自民党への太鼓もちを意地でも続ける。 
 ▼一昔以上も前も今でも、たいていの候補者は、新聞の選挙情勢記事で「有利な戦い」といわれるほうがいいに決まっている。「当落線上」や「あと一歩」と厳しめに書かれる事など好む訳がない。後援会組織も支持者も必死だし、候補者の方々もそれだけ心細く不安だから一生懸命なのだ。全く産経抄は何を言っているんだか(嘲)
 ▼昭和が終わり、衆院選小選挙区制が導入されると、選挙で「癒着と組織票」と資金力が大きくモノをいった時代に変わった。今やっと、マニフェスト政権公約)がようやく大きく取り出されているが、それは当たり前で、自民党一党独裁と大企業、官僚の癒着が勝敗を大きく左右していた自民党型政治は、例のくだらネエ自民党アニメcm流に言うなら、大企業経済界といった不倫相手やその不倫相手と仲良しの「官僚組織」という風俗ギャルに鼻の下を伸ばしてうつつを抜かして腰を振って貢物をせっせと送っている間に、もはや国民という正妻はおろか、地方からも、世間からも、国際社会からも、全てにおいて「離婚届」「絶縁状」を叩きつけられているのだ(嘲)。民主党という「ブランドネーム」と「自民党」というここ数年の大企業優遇策の結果における大失敗のツケがきているだけであり、マニフェストの優劣だけでは、説明できないからだ。
 ▼大企業優遇とは、馬鹿でも判る事だけども文字通りの弱者切捨て策の事。4年前の「郵政民営化」選挙は小泉氏のただのうざいパフォーマンスと巧みな大企業優遇策で、自民党が304議席を獲得した。今回はその失敗にようやく自民党と大企業利権業界を除く全てが気づいただけで、なんら驚くことは無い。 
 ▼保守政治家を自任するだけで何もできない「道化師」麻生太郎首相が、靖国神社を参拝しなかったのは政治上の悪くない判断だが、所詮は付け焼刃だし靖国参拝で選挙に勝てるとかいう珍説中の珍説はまず産経新聞くらいしか思いつかないだろう。またそれくらいで今までの失敗や失策、無能振りが帳消しになる筈も無く民主圧勝の流れに拍車をかけている。鳩山代表とそのブレインの掲げる「政権交代」の弁も有権者の耳に新鮮に響いている。ただし、バラマキを主旋律とする楽団が、行列に参加した国民を安全で豊かな目的地に導いてくれるかはわからないが、すでに選挙という出港前から船底に大穴が開き、船内が水浸しでこのまま行けばまず確実に沈むと判っている自民党丸に乗り込んで産経新聞と一緒に入水自殺するよりは遥かにましだろう(嘲)。 
 ▼もう勝負がついているから、と棄権するのは、未来の政治を他人に白紙委任するのに等しい。各党の政策や候補者を可能な限り吟味し、自分の頭で考え、共産党などの公約にも目を通し、渾身(こんしん)の一票を投じていただきたい。

ニッペンの美子ちゃんもはだしで逃げ出すほどの見事なまでの赤ペン先生になってしまいましたが…そもそものウサンクサイケイ抄が見事なまでに破綻してるからなあ(笑)