日々雑論 本当に素朴な疑問

 この前の土曜日に所用で名古屋に行ったんだけど、というより行かざるを得なかったので行ってきたのだが、よくわからない変な団体が辻説法をしていて非常に胡散臭かった。辻説法の内容は「外国人参政権を認めると国が滅ぶ」(だったらてめーは安い外食を一切口にしちゃ駄目だし海外産の代物一切利用するなよ)とか「竹島は日本の領土だ」(つい最近まで放置状態だったのに今更急に喚くなよ馬鹿)とか、こんなもんこんなところでするなよ馬鹿馬鹿しい、つうくらいの内容でどっかの酷使様のサイトひらけば、まあ、開くまでもなく2ちゃんかなんかのネトウヨ板かなんか見てればうんざりする位目にする程度の、敢えて取り上げるほどのものでもない代物なんだが、思い出すうちにひとつ疑問が浮かんできてどうにも頭から離れなくなった。
 その疑問と言うのはですねえ…
 全体がすごく胡散臭く見えると言うことだ。 
 いや、内容はさておき辻説法してる人の身なりはきっちりしてたんですよ。黒いスーツの黒の革靴で、就職活動に行っても通用するくらいのリクルートスーツ着てゴリッパな演説ぶってたし。
 でもね、
 あーいう妄想と言うかデンパというか宗教と言うかよくわかりませんが、それを力一杯力説しているのを見れば見るほど、胡散臭さと怪しさのオーラが輝きを増すのはどうしてなんだろうか?選挙期間中の政治家の街頭演説なんかの「どーせ出来もせん事をたらたら述べやがって」みたいな白々しさとはまた違った、強いて言えば宗教勧誘の「善意の押し売り」的な感じなんだけどまたそれとは違った、非常に香ばしく頭の回線の接続が間違ったとしか思えないあの胡散臭いオーラはいったいどこから来るのか?
 少し頭の中の片隅に置いておきたいと思う。結論でないからよくわかんないけど