日々雑論 ウサンクサイケイ抄 12月25日

ウサンクサイケイ抄 12月25日
「〈嘘(うそ)〉と〈秘密〉とは違う」。このほど国民栄誉賞を授与された故森繁久弥が、残した言葉のひとつだ。いかにも艶福(えんぷく)家らしい。ただ、森繁の語りを長年つづってきた作家の久世光彦によると、女のことに限らない。
▼「〈国〉にも〈政治〉にも嘘はあってはならないが、〈秘密〉はあっていい。いいどころか、 およそ人間の関(かか)わることに〈秘密〉がなければ却(かえ)っておかしい。但(ただ)し、三割までである。中国や北朝鮮も、三割ならば可愛(かわい)げがあるのだが、彼らは〈秘密〉が多すぎる」(『さらば大遺言書』新潮社)。
沖縄返還交渉をめぐって、有事の際の核持ち込みの「密約」があったとの証言が相次ぎ、一部のメディアが「国家の嘘」と書き立てている。とうとう当時の佐藤栄作首相が、ニクソン大統領と交わした密約文書まで出てきた。
▼究極的に自国の安全保障を、米国の「核の傘」に委ねている日本の立場と、原爆の忌まわしい記憶が生々しい国民感情との間で、元首相は悩み抜いたはずだ。文書に残る少し乱れたサインが、それを物語る。焼却せず、保管する道を選んだのは、「嘘」か「秘密」か、後世の史家の判断を仰ぐつもりだったのか。
▼スクープした読売新聞によると、元首相は家族に、文書の存在を一切明かさなかった。国際政治学者、若泉敬は著書のなかで、元首相は文書を「処置した」と述べた、としている。とすれば、米国との交渉で「密使」を務めた若泉に対してさえ、「秘密」を守ったことになる。
▼国家の指導者の底知れぬ孤独を、思わないではいられない。もっとも、米大統領国務長官相手に、不誠実な発言を繰り返し、先方から「嘘つき」の烙印(らくいん)を押されかねない現首相には、無縁のようだが。

ペプシコーラ飲んでる最中でしたが…
吹いた(爆)
オイラのペプシコーラを返してくれ(笑)

ウサンクサイケイ抄12月25日
「〈嘘(うそ)〉と〈秘密〉とは違う」。このほど国民栄誉賞を授与された故森繁久弥が、残した言葉のひとつだ。いかにも艶福(えんぷく)家らしい。ただ、森繁の語りを長年つづってきた作家の久世光彦によると、女のことに限らない。
▼「〈国〉にも〈政治〉にも嘘はあってはならないが、〈秘密〉はあっていい。いいどころか、 およそ人間の関(かか)わることに〈秘密〉がなければ却(かえ)っておかしい。但(ただ)し、三割までである。大臣の発言に関する捏造記事に見られるように、ウサンクササで類を見ない産経新聞も、三割ならば可愛(かわい)げがあるのだが、彼らは〈嘘や捏造、怪デムパ〉が多すぎる(嘲)
最近における産経の怪デムパ、嘘、捏造の一例その1
最近における産経の怪デムパ、嘘、捏造の一例その2
沖縄返還交渉をめぐって、有事の際の核持ち込みの「密約」があったとの証言が相次ぎ、ウサンクサイケイことKKK新聞以外の殆どのメディアが「国家の嘘」と書き立てている。とうとう当時の佐藤栄作首相が、ニクソン大統領と交わした密約文書まで出てきた。
▼究極的に自国の安全保障を、学生運動に揺れ動く当時の世相と、兄の岸信介A級戦犯から首相にしてくれた米帝へのゴマすりで元首相は悩み抜いたはずだ。文書に残る少し乱れたサインが、それを物語る。焼却せず、保管する道を選んだのは、ただの「チキン」か「誤魔化し」か、いずれにせよ、ろくなものではあるまい。
▼スクープした読売新聞によると、元首相は家族に、文書の存在を一切明かさなかった。国際政治学者、若泉敬は著書のなかで、元首相は文書を「処置した」と述べた、としている。とすれば、米国との交渉で「密使」を務めた若泉に対してさえ、「嘘」を吐きまくった事になる。
金と米帝へのゴマすりでノーベル賞を買い、米帝に尻尾を振り続け、米帝の犬に成り下がった戦犯の弟の処世術の巧みさとずる賢さを、思わないではいられない。もっとも、金融庁のホームページにもあるとおり、不誠実な発言を繰り返し、副大臣から名指しで「酷い」とまで言われちゃって、「捏造新聞」の烙印(らくいん)を押されてしまった嘘つきKKK新聞こと産経新聞には、無縁のようだが(嘲)