日々雑論 日本の政治はカネがかかるのよ
で、昨日もちまっとだけかすったのだが、もう一度。
日本の政治はカネがかかるのよ。
新聞とかテレビとか、ＫＫＫこと産経に限らず今、民主党叩きというより小沢氏叩きが激しいが、いわゆる報道番組を見てたりするとどうもこの辺りの認識が「全く」欠けている様に思えてきて仕方が無いのだな。
私事で物を言うのもあまり気が引けるのだが、ずっと前に勤めていた会社の指示で市議会議員の選挙の応援に行ったことがあるのだが、選挙ボランティアの方々が、手弁当でそれこそ朝の8時から夜の10時まで必死で選挙運動を一緒になってやっていたのを思い出す。
しかも1日じゃないんだぜ？
選挙の間中ずっとだぜ？
ギブアンドテイクじゃないにしろ、むしろギブアンドテイクの契約関係じゃないからこそ、なんらかの形で報いようとする訳だ。市議会議員レベルであそこまで沢山のボランティアが動くんだから国会議員なら尚更だろう。
で、政治とカネの話なんだけど、なんか建前ばかりの「カネのかからない政治を」の大合唱ばかりは聞こえてくるが、なぜそこまで金がかかるのか、という問いに対しての答えは何一つ聞かれないし、誰も突っ込まないのは何故なんだろう？*1
むしろ政治とカネの問題を云々するなら、「日本の政治はカネがかかる」という大前提の下で、「何故日本の政治はカネがかかるのか？」という所から出発しないと意味が無いし、また世間の風潮が「カネのかからない政治」を建前にしている以上、何かあったとしても、誰も口何ざ開くわけが無い。
