日々雑論 ウサンクサイケイ抄4月4日

ウサンクサイケイ抄 元版 4月4日
拉致被害者蓮池薫さん夫妻が支援法による給付金を、4月から辞退するという。翻訳業や執筆活動のほか夫妻とも職業についており「自立」への希望を強めていたそうである。これまでの支援について、感謝するコメントも出している。
▼一種のさわやか感を持ってこのニュースに接した。蓮池さんの心意気がうれしい。だがそれ以上に、民主党政権になってから国民の「自立心」を損なわせそうな施策がめじろ押しになっているからだ。農家への戸別補償、高校授業料無償化、子ども手当などのことである。
▼むろん、そうした制度を必要とする人がいることは事実だ。蓮池さんも、支援法の拉致問題解決への役割は十分に認めている。ただ、戸別補償にしても授業料無償化にしても、何の条件もなくバラまくようなやり方が本当に対象者のためになるのか、疑問を感じるのだ。
直木賞作家の出久根達郎さんは中学時代、家が貧乏で自ら高校に進むのを断念した。先生からは進学を勧められたが、人の世話になるのはいやだった。自分で働き、稼いで、やりたいことをやるという気持ちが強かった。本紙「話の肖像画」でそう語っている。
▼結局、東京の古本屋に就職、ガムシャラに本を読んで勉強し「希代の文章家」と言われるほどになった。出久根さんだけでない。昭和30年代ごろにはそんな「自立心」にあふれた若者がゴマンといた。彼らが早くから社会に出て、戦後日本を支えてきたのである。
▼今のバラマキ的発想で、そんな自立志向の国民が育つのだろうか。子ども手当や業
料無償を享受した者が将来、どんな親になるのかも心配だ。もっとも母親から毎月1500万円もらっていて恥じようともしない首相には、馬耳東風だろうが

一言「だから何?」
としか言葉が出ないんですが(嘲)

ウサンクサイケイ抄 4月4日
拉致被害者蓮池薫さん夫妻が支援法による給付金を、4月から辞退するという。翻訳業や執筆活動のほか夫妻とも職業についており「自立」への希望を強めていたそうである。これまでの支援について、感謝するコメントも出している。
▼ウサンクサイケイ的には一種の当たり前感を持ってこのニュースに接したのだろう。ウサンクサイケイ抄でも凄くうれしそうに取り上げているからね。だがそれ以上に心配なのは、「自立心」をすでに損なっている残った「救う会」「家族会」のゴネ得や在得会のカルト化がめじろ押しになっているからだ。蓮池氏への強制退会、朝鮮学校などへの意味不明な直接暴力行為などのことである。
▼むろん、そうした風評を必要とするメディアやガス抜きとしての娯楽の一種としている連中がいることは事実だ。ウサンクサイケイ抄や、ろくに就職もしないでネットばかりに精を出すニートや引篭りなんかへの、ある種のガス抜き、鬱憤晴らしという役割は十分に認めている。ただ、弱者へのヘイトスピーチにしても負けたらジコセキニンの大合唱にしても、何の知恵もなくあたり一面怒鳴り散らすとか、こぼうたちの秘密基地ごっこじゃあるまいし、いい年こいた大人が学校の子達が遊んでいる公園へハンドスピーカーを手にしてヘイトスピーチを投げつけるのを黙認するだけのようなやり方が本当に世間様のガス抜きになるのか、疑問を感じるのだ(嘲)
▼東京都の仮名Aさんは中学時代、世間の酷いイジメで自ら高校に進むのを嫌がった。親からは進学を勧められたが、世間の荒波にもまれるのはいやだった。自分で引篭り、自宅のPCの前でまともな食事も取らず大好物のポテチとコーラだけでやりたい放題をやるという気持ちが強かった。ウサンクサイケイ抄ご用達「2ちゃんねる」でそう語っている。
▼結局、、ガムシャラにネットと2ちゃんねるで勉強し「現代の病める象徴」と言われるほどになった。仮名Aさんだけでない。平成20年の今はそんな「孤立心」にあふれたニートがゴマンといる。ヘイトスピーチや偏見差別の材料として読んで頂いている彼らが早くから社会より断絶し、ウサンクサイケイ社を支えているのである。
▼今の差別や偏見を助長したガス抜き的発想で、そんなウサンクサイケイ社大喜びの国民以外に何が育つというのだろうか。これだけ持てる者と持たざる者の較差が広がったにもかかわらず、弱者に対するヘイトスピーチと大企業からのちょうちん持ち記事を載せる事で各種スポンサー料を享受して、かろうじて生き残っているウサンクサイケイ社が将来、どんな出版社になるのかも心配だ。もっとも大スポンサー様へのちょうちん持ち記事を書くことで、大スポンサー様から毎年たくさん広告費を貰ってようやく食いつないでいるくせに恥じようともしないウサンクサイケイ新聞社には、馬耳東風だろうが

まあ、相変わらずの民主党憎し、鳩山氏憎しのヘイトスピーチコラムですが、それしか脳がないんかねえ? ええ加減飽きてきた(笑)